●運営協が満2年

  大和市の有償運送

 大和市NPOとう有償運送運営協議会は先月29日、大和市保健福祉センターで本年度第1回協議会を開いた。「地域福祉特区」で03年6月6日、県内初の運営協を立ち上げ2年経過。任期満了に伴う新たな委員への委嘱状交付式に土屋候保市長が出席し、「移動制約者が受けるサービスは着実に実績をあげ、社会的需要に応えている。新たなスタートに立って今後も協力をとあいさつした。

 座長を選任後、@特定非営利活動法人たんぽぽの許可申請A同ケアびーくるの更新申請B同大和市腎友会の許可条件変更届――について協議した。

 たんぽぽ(廣瀬徹理事長、大和市)は利用会員5人で持ち込み車両5台、運転者5人、運送料金は走行1キロ40円、迎車450円などの内容で了承。許可されれば市内4団体目。
 ケアびーくる今月25日に2年間の許可期限を迎えるため、更新申請を了承。
 大和市腎友会の持ち込み車両を5台増(大和市3台・相模原事業所2台)の16台に、運転者も5人増の29人に変更する届出も了承。

東京交通新聞 2005.7.4(月)