●「ヘルプカー」 新千歳に登場
来月16日まで試験運行
新千歳空港に15日、高齢者や妊婦らの移動を手伝う電動車「ヘルプカー」が試験導入された。3月16日まで運行して利用者の意見を聴き、その後、全国の主要空港に導入される可能性もある。
国土交通省東京空港局が、空港のバリアフリー策の一環として企画した。ゴルフのカートを改造した車2台を出発ロビーと搭乗待合室に配置。航空会社のカウンターや搭乗口まで、乗客を乗せて運ぶ。同様の車は羽田空港で航空会社が独自に導入しているが、空港を管理する国土交通省が導入するのは全国で初という。利用者にはアンケートを配り改善点などを指摘してもらう予定で、同局では「利用者の利便性向上やバリアフリーの参考になれば」と期待を寄せている。
朝日新聞 2005.2.16(水)
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