●ヘルパー車持ち込み許可

 銚子のミナト交通

 千運支局は先月29日、ミナト交通(高尾忠男社長、銚子市・20台)から申請のあった道運法80条の自家用有償運送の申請を許可した。指定訪問介護事業を行うタクシー事業者での許可は、県内では初めて。先月9月に申請していた。

 許可台数は6台、車両を使用するヘルパーは22人となっている。6台中5台は同社名義の自家用車。担当するヘルパーの半分がタク業務員との兼務となっている。

 輸送代価については、「当面タクシー運賃を基準とし、別立て料金について利用状況をみて今後検討していく」(神原政好専務)としている。

 今回許可となった車両は、スロープ付きのトヨタアルファードやマツダデミオ、リフト付きのトヨタノア、回転シート付きのトヨタビスタ、タクシー車から転用した日産セドリックなどとなっている。

 千運支局はすべてに福祉限定事業者からヘルパー持ち込み車両について3者13台を許可している。
 コムスンが習志野営業所で3台、千葉中央営業所で6台。介護予防生活サポート(千葉市)が2台、大一ドライ(市川市)が2台となっている。

東京交通新聞 2004.8.9(月)