●東金・流山市で福祉運営協設置 東金市は先月27日、東金市福祉有償運送運営協議会(藤城恒昭会長=城西国際大学教授)を設置した。第1回会合で、東金市社会福祉協議会(高知尾一会長)が実施する福祉有償運送の協議が整った。近く道運法80条による有償運送許可を申請する。 輸送の対象は要支援と要介護者と身体障害者。市内には約3000人の対象者がいる。同社会福祉協議会では、輸送対象者から20人程度を会員として募り、普通乗用車と軽乗用車2台の車両で輸送する。運転業務を行う運転協力者も募集する。会員の年会費は2400円。運送の対価は1時間500円の利用料と1キロ50円の燃料費の合算となっている。 流山市も先月28日、流山市福祉有償運送運営協議会(久保悌二郎会長=江戸川大学総合福祉専門学校校長)を設置した。 同市は今年3月、国からセダン特区の認定を受け運営協議会の立ち上げを準備していた。第1回会合で、NPO法人「流山ユー・アイネット」(米山孝平代表)が実施する福祉有償輸送の協議が整った。 協議会では同法人が予定している車両台数が最大で51台となることなどの計画が示された。実施計画の調整をし、近く道運法80条による福祉有償運送の申請をする。 東京交通新聞 2005.8.1(月) |