●障害者雇用促進へ
ハンドブック作成−行政向け
総務省はこのほど、国や地方公共団体への障害者雇用を促進するため、「公務部門における障害者雇用ハンドブック」を作成した。
ハンドブックでは、国や地方公共団体には民間企業より高い障害者雇用率(2・1%)が設定されており、一層の雇用促進を図るため、五つのステップとして@障害に関する情報収集、職場全体での受け入れ体制整備A募集・採用時の配慮B職務・配属先への配慮Cハード・ソフト両面の受け入れ環境整備D適切な人事管理――を行うよう明記した。
また、「通勤困難な職員に在宅勤務を認めても良いか」「職員が中途障害を負った場合、どのような配慮が必要か」などQ&A方式で、雇用の際に配慮すべき内容を紹介している。
福祉新聞 2005.7.11(月)
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