●「タクの日」-車いすで試乗体験も
東旅協イベント400万円を寄贈
8月5日の「タクシーの日」にあわせて全国各地で様々な行事が行われた。
東京乗用旅客自動車協会は先月31日、東京・台場のホテルグランパシフィックメリディアンで「タッくんキャンペーン」イベントを開催、恒例の「タッくんメジャーリーグクイズ公開抽選会」や「愛の基金贈呈式」などを行った。
クイズ公開抽選会は7月の1カ月間受け付けた応募はがきのうち正解者の中から来場者に1〜3等を選んでもらった。特賞・メジャーリーグ観戦ツアー当選者(5組10人)の抽選は岡田佑・広報担当副会長、堀清孝広報委員長らがはがきを引き、当選者はニッポン放送のラジオ中継で発表。
愛の基金は交通遺児育成基金、自動車事故被害者援護財団(ともに阿部雅昭会長)にそれぞれ200万円を寄付。贈呈式で新倉尚文会長は「今年も暑い季節とともに『タクシーの日』がやってきました。業界は利用者の方々から意見をいただきながら、一層、安全で安心なタクシーとしていきたい」とあいさつ。阿部会長は「私たちの事業は民間の支援が不可欠。厳しい経済状況にもかかわらず、毎年多額の寄付をいただいており感謝したい」と述べた。
今年も国土交通省、関東運輸局や関係団体から多数が来場。福祉・介護タクシー展示コーナーでは、国土交通省の桑田まさ子自動車交通局旅客課長補佐や関東運輸局の会田辰三郎自動車交通部旅客二課長らが車いすに乗って体験した。
東京交通新聞 2005.8.8(月)
|