●福祉有償−セダン特区申請52件も埼玉、静岡など“全県で” 内閣府は7日、地方自治体から受け付けた構造改革特区・地域再生計画の認定申請の結果をまとめた。福祉有償運送セダン型車特区には、政令指定市の仙台、千葉、北九州3市を含む計52地域が名乗り。“全県特区”申請は埼玉、静岡、三重の3県。有償運送の許可取得猶予が来年3月末に迫っている事情などを背景に、前例にない大量申請となった。いずれも11月中に認定の見込み。これでセダン特区は全国で23地域から75地域に増える。 既存の特区・再生計画制度に対する9月申請受け付け分(26日〜10月5日)。東京都内でのセダン特区申請は品川、豊島の2区と町田、日野の2市。北海道と長野の市町村が目立つなど地域的な偏りもみられる。 同特区をめぐっては、政府の特区評価委員会と国土交通省の間で全国化の是非について折衝中で、12月中に結論が出される。 今回のセダン特区申請地域は次の通り。
東京交通新聞 2005.10.10(月) |