●透析患者送迎でNPO幹部講演
全国ケア輸送士会は9日の総会で、NPO(民間非営利団体)腎臓病連絡会すずらんの会(東京・練馬区)の伊藤絵利子事務局長・管理者を招き、透析患者の通院送迎の留意点について講義を受けた。NPO移送サービスリーダーが同会で話すのは初めて。
伊藤氏は「患者は食事療法のため骨祖しょう症が起きやすく、乗降介助や急ブレーキでも骨折するケースがある」と注意を促すとともに「車内であめを求められても食べものはあげないでほしい。水分を取ってはいけない身体ながら相当我慢しているので、ペットボトルなどを見えるところに置かないでほしい」と配慮を求めた。
東京交通新聞 2005.7.25(月)
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