●「乗降介護は残す」
全乗連ケア輸送特別委 厚労省課長が明言
全国乗用自助車連合会は1日、ケア輸送特別委員会(川村巌委員長)を全国福祉輸送サービス協会・介護移動部会と合同で開催した。厚生労働省の香取照幸老健振興課長(同省介護予防重点対策本部事務局長)が出席し、介護保険制度の見直しと要介護者の輸送にかかわる介護に課題について講演した。その中で同課長は2005年の介護保険制度見直しに当たっては「(介護タクシー向けの報酬体系の)乗降介助は残す」との考えを示した。このほかの議事では「要介護高齢者などに対する新たな移送サービスシステムの構築に関する調査究報告書」やケア輸送従事者研修の受講状況と今後の開催の日程などが報告された。
東京交通新聞 2004.10.4(月)
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